日本摂食嚥下リハビリテ−ション学会が先週末に開催されました.
私は,ランチョンセミナーで,どんなトロミでも安全なのか?について口蓋帆咽頭(いわゆる鼻咽腔)閉鎖機能と食物物性との関係についての筋電図学的研究を基礎に講演いたしました.
この仕事は,私どもの講座の院生K君の仕事です.この領域の研究者は大変少なく,本当に面白い領域で,随分と多くの知見をレントゲンビデオ(VF)や内視鏡(VE)よりも得ることができるのですが,残念です.
15日は歯科衛生士さんの「特定コース」研修によばれて奈良に参りました.研修会での私の直前は菊谷先生の講義でした.菊谷先生,遠路ご苦労様でした.
さて,第三回のセミナーの案内(案)も完成しました.御要望の方は,FAXかmailで御連絡を頂戴できれば有難いです.
上に見える物はなんでしょうか?前回に提示した物の答えはお分かりでしたでしょうか?
答えは,どちらも「豆腐」ですね.
人は同じ食品でも周囲の関連する要素が異なると明確には同定できないですね.
認知機能に問題があったり,昼夜逆転していると,食物の認知が悪くなって,身体はスタンバイできなくなります.
ミキサーで何者かわからぬようになった物は,上手く処理できないでしょう.
では.