(現在は使っていません)口腔機能の歯医者-DocTak舘村 卓のささやき

様々な原因による食べる,話す機能の障害に対応するための情報を提供します

Team for Oral Unlimited Care and Health 限界無き口腔ケアと健康のための医療福祉団 http://www.touch-sss.net/ http://touch-clinic.jp/

第36回TOUCHセミナーグループワークの受付開始のご案内と近況報告です.

第36回TOUCHセミナーグループワークの会場がなかなか決まらなかったのですが,ようやく大阪研修センター江坂に決まりました.これまでの池田商工会議所,阪大コンベンションセンターと比べて,交通の便は抜群に良いかと思います.これまでのセミナーで培って頂いた知識と考え方を有機的に構成しなおす最高の機会です.ふるってご参加ください.


9月15日の更新後の近況報告です.

9/17 日本口腔インプラント学会 「多業種連携における口腔インプラント治療」として,長年のお付き合いの福島の老健施設の施設長である本間先生と二人でのシンポジウムでした.二人とも「認知症」「要介護」がキーワードの世界にいますので,直接的なお話ではなく,「インプラントを受けた方々が,認知症/要介護状態になった時の悲惨な状況の一端はインプランティスト」にもあり,これが社会的な信頼を失うことを,全老健調査結果のデータに基づいてお話しました.

9/18 日本ディサ−スリア学会にて「口蓋帆咽頭(いわゆる鼻咽腔)閉鎖機能」について講演しました
9/24 新潟 日本摂食嚥下リハビリテ−ション学会では,相変わらず「臨床」ではなく「基礎」のセクションの座長でした.勘違いされていますね.
9/28 熊本 ハロー歯科にて,提携高齢者施設での摂食嚥下障害への対応法について,
衛生士さんと先生方へのOJTを行いました.
10/1 「5大学連携プレプロフェッショナルコース 医学医療入門コース」にて口腔に関する講義(武庫川女子大学
10/6 松本歯科大学塩尻) 講義
10/8 顎顔面口腔育成研究会(東京)にて「小児の食べる機能の発達がすべての嚥下障害への対応のキーだ!」の講演
10/10 熊本県歯科医師会+日本リハビリテ−ション病院施設協会の共催による「口のリハビリテ−ション医科歯科連携インストラクター養成講習会」で,栗原先生,若林先生,糸田先生,森脇先生とご一緒しました.


生活参加を支援する 口腔ケアプログラムの作り方

生活参加を支援する 口腔ケアプログラムの作り方

この間に,久しぶりの単著「生活参加を支援する口腔ケアプログラムの作り方」が出版されました.単純な「口腔清掃」では,口腔機能リハビリテ-ションの効果はないこと,どのようなプロセスでプログラムを作るかについて記しました.


日本医事新報(No.4825)の質疑応答のコーナーに「老健で摂食嚥下リハビリテ−ションを実践するには?」に一つの解決法を紹介しました.字数制限のために,いわゆるminimum requirementに留めた話になりました.

次の締め切りまで,しばしの「隠遁」です.庭の木々にも実がなり,つい先日までの長−い夏もようやく終息したかのようです.

大きな「耳かき」で芝生を耕しに行きたいと思います.