(現在は使っていません)口腔機能の歯医者-DocTak舘村 卓のささやき

様々な原因による食べる,話す機能の障害に対応するための情報を提供します

Team for Oral Unlimited Care and Health 限界無き口腔ケアと健康のための医療福祉団 http://www.touch-sss.net/ http://touch-clinic.jp/

第10回TOUCH摂食咀嚼嚥下基礎セミナー終了 新しい教科書

第10回基礎セミナー風景


一昨日,第10回TOUCH摂食咀嚼嚥下基礎セミナーを80名の御参加の下に終了しました.今回は,これまでの基礎セミナーの内容にシーティング,排泄,供食法の基礎を加えて御話ししました.
御参加いただいた皆様にはご満足していただけたでしょうか?
また,前々回から参加者だけの「おまけ組み合わせメモ」を配布しておりますが,使い心地はどうでしょうか?
HPのお問い合わせの方からご意見を頂戴できれば幸甚です.次回のセミナーで,参加者限定の「おまけ#3」をお配りできると思います.


これまで実講演中に解剖と生理の話を織り交ぜていましたが,どんどん内容が増えるために午前中にTOUCHのメンバーの河合利彦先生に基礎の部分を担当していただきました.これまで日本食品科学工学会等々の歯科領域以外での発表や市立芦屋病院での講演など,十分に講演実績があることで,理解しやすい,聴きやすいとの評価をいただきました.

さて,先週,歯科医療者が作る摂食嚥下障害に関わる歯科医療者で作る「のもう会」のメンバーによる最新翻訳「嚥下障害の臨床マネジメント(M.Groher・M.Crary 著)」が医歯薬出版から出ました.昭和大学の高橋浩二先生監訳で,先生の下に「のもう会」メンバー(綾野理加・今井庸子・枝広あや子・大部一成・河合利彦・菊谷武・小西勝・佐藤絵美子・鈴木亮・関谷秀樹・武井良子・舘村卓・谷本啓二・田村文誉・鄭漢忠・西脇恵子・花上伸明・吉田光由・渡邊裕 訳)による翻訳です.詳細は医歯薬出版のHPまでどうぞ.

ついでに私の新刊「[http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=213880:title=口蓋帆咽頭閉鎖不全-その病理]・診断・治療」の案内も出ていますので,そちらにもどうぞ.まだ表紙も決まっていませんが,いわゆる「鼻咽腔閉鎖機能(この言葉は間違っていますが・・・)」についての基礎と臨床について書きました.

来年には,この教科書を基にしたセミナーを考えております.