(現在は使っていません)口腔機能の歯医者-DocTak舘村 卓のささやき

様々な原因による食べる,話す機能の障害に対応するための情報を提供します

Team for Oral Unlimited Care and Health 限界無き口腔ケアと健康のための医療福祉団 http://www.touch-sss.net/ http://touch-clinic.jp/

第1回TOUCH摂食嚥下アドバンストセミナーについてのお知らせ

第1回(通算第7回)TOUCH摂食嚥下アドバンストセミナーは,複数回の基礎セミナー受講を条件にしておりましたが,大阪府から基礎セミナーの受講を条件にしないよう指導をいただきました.
初回の方も受講いただけますので,どうぞ奮ってご参加ください.

近況

10月に入った途端,ほとんどの週末,学会関連で出かけて更新できずにいました.読者の皆様にはお許しを頂戴したいと思います.

10月9日,横浜でクインテセンス社主催の第6回日本国際歯科大会にて歯科衛生士シンポジウムにて講演いたしました.この折,講演の折に使用する『横浜のきつねどんべえ』を送ってくれた旧知の五十嵐君と久しぶりに旧交を温めました.

10月16日には東京で開催されました『日本神経・筋疾患摂食・嚥下・栄養研究会』に出席しました.今年から世話人を仰せつかっています.神経内科の先生方が中心の研究会で,ALSやSCDの患者さんの診察をさせていただく上での他領域の視点を勉強させていただくには良い機会を頂戴したと思っております.


翌17日からは幕張での日本口腔外科学会に出席し,18日は「若手口腔外科医のためのハンズオンコース」で『嚥下障害の臨床のコツ–診断と治療の最前線』の講師を,昭和大学 高橋先生,宇山先生,北海道大学 鄭先生,東京歯科大学 渡邉先生とともに務めさせていただきました.『若手』といいながらお集まりいただいたのは,経験豊富な先生方ばかりで,摂食嚥下障害への対応が求められるのは『若手』ではなく責任ある立場の方々であることを改めて感じました.


明日24日は共同研究者の河合利彦君が第27回日本障害者歯科学会にて発表します.寝た切り要介護高齢者の方々に口腔ケアをするときのモニターは何が良いか?ということに新たな情報を提供する発表です.


『ケア』は『癒し』でありながら,気付かずに『暴力』になることがあることに注意が要ります.要介護高齢者の摂食嚥下障害の改善を口腔ケアでお手伝いします