(現在は使っていません)口腔機能の歯医者-DocTak舘村 卓のささやき

様々な原因による食べる,話す機能の障害に対応するための情報を提供します

Team for Oral Unlimited Care and Health 限界無き口腔ケアと健康のための医療福祉団 http://www.touch-sss.net/ http://touch-clinic.jp/

ずーっと市民フォーラム続きでした

DocTak2009-06-29

随分と長期にブログの更新をしておりませんでした.
この間,7月に医歯薬出版から刊行予定の成書「摂食嚥下障害のキュアとケア」の最後の大きな加筆と修正を行っておりました.随分と多くの修正を行ないましたが,より見やすい構成になったと思います.


upしている画像は,当初の表紙(案)です.最終版での表紙には,私たちが日頃の臨床で主たる方針を決定する際に頭の中に置いている「flow-chart」を公開しています.現在の学会の考え方や傾向とは異なるものですが,「病態に依らない」「コミュニケーション能の有無を問わない」「何処でも誰にでも」使えるものです.もちろん多々意見があろうことと思っております.
広く使っていただき,御高見を頂戴して,より良いものにしたいと思っております.


ブログの更改が遅くなっていたのは時間が無かったこともあります.先々週6月20日には,福岡での「新型特養推進協議会全国大会」での市民公開講座を担当しました.もう一人の講師は中村学園の三成由美先生で,産業医科大学の徳井教孝先生が座長をされました.お二人は,2006年に開催された「薬膳 EXPO」の仕掛け人でした.このEXPOをきっかけとして,現在は上海,韓国,さらにはイタリヤとの薬膳開発をされておられるとのことでした.


いわゆる西洋医学にもとづく「薬」では解決できない多くのことがあることを座長の徳井先生はデータを出されて説明され,大変勉強になりました.

私の役目?

どんなに素晴らしい薬膳でも「口から食べなければ意味がない」ためですね.


先週は顎顔面補綴学会に出席するため四日市に赴き,私の共同研究者である河合利彦君が,明治乳業との共同研究でもある研究結果を発表してきました.内容はもちろんですが,素晴らしい受け答えに満足して,福岡での臨床歯周病学会での市民フォーラムでの講演に向かいました.


このフォーラムは学会の市民フォーラムという色合いよりも,むしろ「読売新聞創設135周年記念,医療ルネッサンス」の一貫としての「読売新聞主催」というフォーラムでした.


福岡市長の出席,読売新聞西日本社長の出席されたことでも読売新聞の取組みへの熱意が感じられました.講師は,わたくしのmentorでもあり,TOUCHの世話人でもある吉田 春陽先生,前の週の「新型特養推進協議会全国大会」での国際フォーラムの司会をされた林田スマさん(福岡県大野城市マドカピア男女平等推進センター所長)とまたまたご一緒になり,そして私の3人でした.これは読売新聞28日版に記事として取り上げられています.


こんなこんなのことで,なにも良い情報を提示できずにおりました.


HPの方も亀のごとくの作成状況です.早く完成して公開したいと思っています.