Sasatak先生,ブログへのお立ち寄り,有り難うございます.
「寝かせきり顔貌」について御質問がありました.
「寝かせきり顔貌」というのは,私の造語です.急性期病院から在宅療養になられた意識障害の患者さんで非経口摂取の方に見られる共通の特徴のように思います.
- 下顎後退位
- 舌の咽頭への沈下
- 下口唇の下顎前歯切端へのover-ride
- 下顎前歯の舌側傾斜
以上により,『一見,下顎が小さくなったように見える』のと,
- 口腔乾燥
- 顎関節の拘縮
- 気道閉塞
という問題を新たに生じます.
以上のことは独立して生じるのではなく,仰臥位を長期に続けていたことで生じる,いわばsequenceというべきものと思っています.
人は寝ている動物ではなく,起立して行動する動物であることが自然であると思います.
第二回TOUCH基礎セミナー
7月12日に新大阪駅から歩いて3分のところで開催します.前回参加下さった方でmailのアドレスをお伺いしている方と前回人数超過でお断りをした方々には御案内をさせていただきます.
セミナーのチラシの御入用の方は,
touch_care@leto.eonet.ne.jp
までmailで御請求ください.
写真は,我が家の「愚犬」カッシュが庭のハーブを眺める図です.
ミニチュアシュナウザーとは言い難い中型犬に育ってしまいました.
この直後,土をひたすら掘り返して,ムシャムシャとハーブを食べてしまいました.