(現在は使っていません)口腔機能の歯医者-DocTak舘村 卓のささやき

様々な原因による食べる,話す機能の障害に対応するための情報を提供します

Team for Oral Unlimited Care and Health 限界無き口腔ケアと健康のための医療福祉団 http://www.touch-sss.net/ http://touch-clinic.jp/

第16回TOUCH 摂食咀嚼嚥下基礎セミナーB受付開始しました

第16回TOUCH 摂食咀嚼嚥下基礎セミナーB受付開始しました


昨日,博多にて開催されました日本リハビリテ-ション病院施設協会の医科歯科連携が可能な歯科医師養成のための同協会が主催する研修会用のテキスト作成のためのWG会議に出席しました.


これまでも他職種連携,医科歯科連携の必要性については,何度も,何年も議論されてきました.しかしながら,ほとんど上手くいっていることは聞いたことがありません.その理由の一つについては,一昨年「日本歯科医師会雑誌」や今年の「日本歯科医学会雑誌」の拙論文に記しましたが,それら以外にも理由があるのではないかと思っています.


社会的ニーズが高いと言われながら,実際にその社会的ニーズを現場で感じている人々は少ないのではないかと思っています.その理由として参考になるのが,一般的に「ニーズはサプライがあって初めて生まれる」ということかと思います.
すなわち,歯科医療界では医科歯科連携のために提供できる「もの」や「こと」が考えられていなかったためでないかと個人的には思っています.まず,このサプライを作り,修正しつつ「defact standard」にすることが重要ではないでしょうか?


さて,医科歯科連携で求められることの一つが「口から食べることの支援」ではないでしょうか.


今年度2回目「第16回TOUCH 摂食咀嚼嚥下基礎セミナーB」の受付を開始しました.
Bのテーマは「評価」です.どんな人にもVFできますか,VEできますか?改訂水飲みテストやRSSTは,誰にでも行えるのですか?という視点から,背景疾患によらず,病歴によらず,認知レベルに関わらず,年齢に関わらず客観性のある評価方法について考えます.

お申し込みはHP(http://www.touch-sss.net/)から可能です.


今日の1枚は,クインテッセンス社「歯科衛生士」の連載最後の版の表紙です.少しUPが遅くなりましたが,参考にしていただけますと幸甚です.