(現在は使っていません)口腔機能の歯医者-DocTak舘村 卓のささやき

様々な原因による食べる,話す機能の障害に対応するための情報を提供します

Team for Oral Unlimited Care and Health 限界無き口腔ケアと健康のための医療福祉団 http://www.touch-sss.net/ http://touch-clinic.jp/

北野病院講演+日本口腔腫瘍学会シンポジウム


先週水曜日に北野病院「きたのホ−ル」で講演をさせていただきました.「行列のできる法律相談所」のレギュラー弁護士橋下 徹氏(北野高校のご出身)の講演よりも沢山集まってくださり,ホール記録になったとのことを教えていただきました.口腔ケアへの関心が日々高くなってきていることに嬉しく思っています.お世話を頂戴した福井先生はじめ北野病院の先生方,また時間超過しましたのに最後までお聞き下さった参加者の皆様に感謝いたします.


週末金曜日から名古屋での「日本口腔腫瘍学会」のシンポジストとして名古屋に出かけておりました.シンポは「口腔腫瘍例での術後機能評価(摂食・嚥下障害)」に関するものでした.気心の知れたシンポジストの先生方(愛知学院大−大重日出男先生ならびに渡邉 哲先生,昭和大−高橋浩二先生,九州大学‐金城亜紀先生),また北大の鄭先生が座長と,これまた気の置けない友人座長のシンポで,私は「口蓋帆咽頭閉鎖機能(いわゆる鼻咽腔閉鎖機能)を中心に」というタイトルで話をしました.二日目の午後でしたので,参加者がいないのではと演者どおしで話をしていたのですが,多くの参加者に恵まれました.
そんなこんなでブログの更新が遅れていました.読者の方々には申し訳ありませんでした.


さて,姿勢の5回目です.前回に秘策を申していました.
その秘策とは,「足底の固定」です.膝裏をいかに固定しても,腰部と膝の裏の距離が,ベッドのサイズに合っていなければ,上半身は下にずれることは申しました.その防止には,足底の固定が必要です.これによって,下へのずれを防止することによって,上半身の体幹保持を通じて,頚部の可動性の付与と頭部の安定をねらいます.


今週は箕面歯科医師会で講演をさせていただきます.歯科医師会の先生方は,在宅での嚥下障害の患者さんの第一発見者になることが多く,さらに口腔ケアを通じて呼吸機能を確保できる重大な役割を担われています.ご期待にお応えできるように講演したいと思っております.

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