(現在は使っていません)口腔機能の歯医者-DocTak舘村 卓のささやき

様々な原因による食べる,話す機能の障害に対応するための情報を提供します

Team for Oral Unlimited Care and Health 限界無き口腔ケアと健康のための医療福祉団 http://www.touch-sss.net/ http://touch-clinic.jp/

第7回目のWEBセミナーをYoutubeにUPしました.

毎日猛暑が続いておりますが,読者の皆様には,いかがお過ごしでしょうか?
昨日は,「第28回在宅医療看護を考える会」に出かけました.昨日のテーマは,「在宅でのむくみの診かた」でした.「在宅でのむくみ診療にエコー診断を役立てよう!」の演題で,松尾血管超音波研究室室長 松尾 汎先生の講義がありました.医療機器の進歩には驚くべきことばかりです.何ともhandyでportabilityに優れたエコーがあると知り,勉強になりました.私の腹部大動脈瘤も腹部エコー検査で偶然に見つかったものです.ただ,単に用いるだけでは,『豚に小判』(失礼)になりかねません.やはり,関連する解剖や生理については知っておかなければいけないのは当然ですね.


摂食嚥下障害の診断に,内視鏡検査(VE)造影検査(VF)を用いることが推奨されていますが,対象とする方自身の要素,周辺環境の状況によっては,嚥下機能だけを切り離して再現性をもって評価できないかもしれません.当然,知るべき解剖,生理ならびに関連因子について習熟する必要があります.単に保険点数が取れるからとの理由で,わずかな時間で高額な料金で操作方法だけの指導(実際は「操作方法」の体験?)を受けても,関連する解剖や生理を知らなければ明確に治療方針は構築できず,また偶発事故への対応を知らなければ命を危険にさらすことになり,「検査される方々」にとっては大迷惑でしょうね.
ここでも「理論なき実践は暴力である」は生きています.第40回 TOUCHライブセミナー「アドバンストセミナー」も受付中です.様々な事例での評価から始まるフローチャートを用いた対応法についてお話します.お申し込みはこちらから可能です.


TOUCH-WEBセミナー第7回目 YouTubeにUPしました.
今回のテーマは「固形物が摂れる3要件はどのようにして満たされるのか(上)」です.上下2回に分けてお送りする前半4分26秒の動画です.

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