(現在は使っていません)口腔機能の歯医者-DocTak舘村 卓のささやき

様々な原因による食べる,話す機能の障害に対応するための情報を提供します

Team for Oral Unlimited Care and Health 限界無き口腔ケアと健康のための医療福祉団 http://www.touch-sss.net/ http://touch-clinic.jp/

「口蓋帆咽頭閉鎖不全」(ISBN:9784263213889)の教科書出ました.第11回のセミナー決まりました(4月14日)

口蓋帆咽頭閉鎖不全

好評の「摂食嚥下障害のキュアとケア」(ISBN:9784263731208)に続いての書籍「口蓋帆咽頭閉鎖不全」を上梓しました.小生の師匠,故後藤友信先生への恩返しでもあります.

今年も残すところ,わずか5日になってしまいました.
11月のTOUCHセミナーの後,毎週のように出かけており,ブログの更新もできておりませんでした.
講演の際には,「こんなブログに情報を載せてます」てなことを言っておりますので,御読みくださった方々には申し訳けありません.

第10回TOUCHセミナー(11月26日)からこの間,11月19日に続いて12月3日に朝日カルチャーセンター(阪大朝日中之島塾)「あなたの口は使えてますか」で講演をさせていただき,翌週12月10日には5大学コンソーシアムで医学系の学部を持たない5つの大学の院生および学生さんに「なぜ口から食べないといけないのか」についてお話しました.


その翌週12月17・18日には秋田県歯科医師の玉木先生たちのスタディグループが主催された地域連携の講演会とLL財団主催の看介護職の皆さんへの講演にでかけました.


玉木先生,LL財団伊藤様,Team秋田の藤巻さんはじめ皆さん,さらにサプライズで私が少しだけ関わらしていただいた「真悟さん」も御両親とお越しになられました.有り難うございました.


日中最高温度3度,夜間零下10度の秋田の地から帰阪した翌々日(20日)に徳島にお伺いして,同日は徳島県立中央病院で講演し,翌日は徳島大学で松山教授のお招きで特別講義「口腔機能における口蓋帆咽頭閉鎖機能の役割」について講義させていただきました.


まったくの偶然ですが,翌日が拙著「口蓋帆・咽頭閉鎖不全」の出版日でしたので,なんだかキャンペーンに出かけたような感じになり,恐縮でした.20日の中央病院での講義では,TOUCH四国支部支部長とも言うべきDH平松さんのグループの皆さんの御出席もいただきました.



さて,成長するTOUCHセミナー,次回は4月14日に,初めての会場である『大阪大学会館(旧イ号館)』で開催します.お越しいただく交通の便はこれまでのムーブ21や府立大学サテライトと異なり,少々不便ですが,いまだにバンカラ阪大生の香り豊かな商店街を抜けていただき,面倒くさい坂道を登りきったところに,丁度素晴らしい皐月の満開皐月をごらんいただけると思います.


とろみをつけてもむせるのは何故? 刻み食は旨く食べられないのは何故?姿勢の悪い「おやま」はいないのは何故?などなど慣習的に行っていることが,実は怖いことなんだというコンセプトで,また皆さんとお会いしたいとおもいます.