大阪府歯科保険医新聞5月号『3つのキーワードで考える摂食嚥下障害への対応(3)』が載りました.当初は4回で終了する予定でしたが,私の原稿が多いのと今年保険で治療が可能になったPAP(Palatal Augmentation Plate嚥下補助床)についても今年同協会で講演していましたので,5回目の原稿にPAP療法での留意する点を記述します.
さて,学会シーズンです.
先週は岡山大学主催で日本顎顔面補綴学会が開催されました.この学会は口腔外科系の医療者と補綴学系の医療者が合同で参加する珍しい学会です.腫瘍等で顎顔面に欠損を生じた人々の形態だけでなく顎口腔機能の再建について考える学会で,大変活発な議論が行われます.本来の歯科のありかたですが,会員数が少ないのが残念です.
学会の後に岡山大学の先生方とご一緒したバー AdagioのMasterは大変な凝り性の方でした.店内には私たちの世代にとっては特別に懐かしさを覚える,サンダーバード,鉄人28号に関わるものが所狭しと飾ってあり,参加者一同,大いに盛り上がってしまいました.
写真は後楽園とAdagioのmasterです.
今日からは札幌で日本口腔科学会です.明日のシンポジウムに出席して嚥下時の口蓋帆咽頭閉鎖機能の重要性と面白さについて話します.
来週は全老健中堅職員研修会で仙台に参ります.