8月31日，尾崎歯材?のご協賛により，同社本社において，口腔装置セミナー（実習付）を開催しました．
健康保険の適用とされているにもかかわらず，本邦の歯学部や歯科大学で教育されていない
PAP（嚥下補助装置）やPLP（軟口蓋挙上装置），Bulb-PLP型装置などの口腔装置治療の考え方と実際の効果的な装置作成の実習を行いました．
脳血管障害が死因の4位となり，代わって肺炎が3位になりました．
すなわち，脳血管障害で命を落とされる方は減少していますが，
一方で機能障害を持たれる方は増加しています．
口腔機能の障害への対応には口腔機能訓練は必要ですが，
生理学に基づかない訓練は百害あって一利なしです．
訓練効果を増強する有効な口腔装置の作り方は何か？
その理由は何かについて理解いただけたのではないかと思っております．
当初，HPで募集しましたら2日で満席となってしまい，当初予定の15人を越えて18人の方々の参加を得ての実習となりました．
法人としても初めての実習でしたが，参加された方々のご協力を得て，
11：00-17：00までの実りある実習を行えたのではないかと思っております．
参加くださった方々には，お疲れ様でした．
次回，10月4日はアドバンストセミナーです．
