1月29日に大分県歯科医師会館で厚生労働省チーム医療実証事業による医科歯科連携研修会「フォーラム医科歯科連携の推進に向けて」に指定発言者として参加いたしました.
モデルとなった事業「湯布院厚生年金病院と大鶴歯科医師会」との連携ならびに「長崎リハビリテ-ション病院と長崎歯科医師会」が紹介されました.実に興味深い取り組みを勉強させていただきました.おもしろかった(?)のは,いずれの連携も「大学」が入っていなかったことでした.
昨年,日本歯科医師会雑誌にも記しましたが,医科歯科連携による口腔機能の障害の回復を通じて社会参加を支援する(TOUCHのテーマですが)ためには,歯科医院を受診できる患者さんに行っている歯科疾患の治療をゴールとする概念だけでは通用しないことを,リハビリテ-ション病院も歯科医師会も感じているということなのだと思いました.
TOUCHセミナーの主眼も同じです.今期のセミナーは,大阪大学21世紀壊徳堂の協力を得て,基礎A(総論),基礎B(評価),アドバンストの3回シリーズになり,新たに先日上梓しました「口蓋帆咽頭閉鎖不全-その病理,診断,治療-」を基にしたセミナーも企画しております.
少し早いですが,3月23日に大阪大学と大阪ガスのコラボによるクッキングスクール「アカデミクッキング」の講師を務めます.テーマは「賢くてずるいあなたの口」です.申し込み受付中です.詳細はこちらです.
最後になりましたが,秋田の藤巻さん,コメント有り難うございました.
山口の南崎先生,素晴らしい御取組みのビデオ感涙いたしました.有り難うございました.いただいた画集でほっとさせていただいています.