臨床口腔生理学に基づいた口腔ケアと食事支援のための基礎理論を学んでいただくセミナ−
ようやくTOUCHセミナーのチラシができました.
自分でMS-WORDで作成してみたのですが,何かやはりシックリしないデザインやレイアウトに,内輪で,あーでもない,こーでもない,色だの,位置だの,ヘチマだのと言っていました.
秋の作品展でお忙しいと想像して,今回はお世話にならないようにしていたのですが,お伺いを立てるような気持ちで,友人のステンドグラス作家さん(http://glassayasue.blog.shinobi.jp/)に見てもらいました.即座に完璧なものが完成しました.微妙なところにプロの技がちりばめられています.感謝感謝でした.
さて,TOUCHセミナーは,今回の基礎セミナーと来年6月頃に開講する養成セミナーの二つのコ−スを予定しています.いずれのセミナーも単なる方法論を示す技術講習会としての内容は多くありません.
その理由は,関連学会や多くの成書が扱う「成人では脳血管障害、子供たちでは発達障害」とする概念での「方法論」が,多様な原因で摂食嚥下障害を持たれている施設や在宅での人々には適用できないことが多いことにあります.上手くいかないのは,的確な評価がなされていなかったり,原因の究明が無視されて,方法論だけが指導されることにあると思っています.
下の質問に答えることができますでしょうか?
これらの問題は,今現在広く推奨されるような方法を用いているにもかかわらず,遭遇する問題も含んでいます.放置するととんでもない結果に行き着きます.
何故こうなるのかを,合理的に説明えきなければ,どんな方法論を使って良いかわかりません.結果として暴力的対応になります.
あなたは理由を答えられますか?
- 暗い部屋にいると誤嚥が始まった.
- リハ専門病院に転院後に食べられなくなった.
- 昼食が始まってしばらくするとムセだす.
- ベッドを30度ギャッジしているが上手くいかない.
- VF検査で問題なかったのに,誤嚥性肺炎になる.
- 一晩で解熱する38度くらいの発熱が時々ある.
- 増粘剤(とろみ)つけてもムセる.
- 口腔ケアをした夜に熱がよく出る.
参加ご希望の方はmailで「参加申込書希望」と書いて送信してください.添付ファイルで申込書をお送りします.
アドレスは,touch_care@leto.eonet.ne.jp,もしくは Tachimura-t@leto.eonet.ne.jpのいずれに送っていただいてもかまいません.