(現在は使っていません)口腔機能の歯医者-DocTak舘村 卓のささやき

様々な原因による食べる,話す機能の障害に対応するための情報を提供します

Team for Oral Unlimited Care and Health 限界無き口腔ケアと健康のための医療福祉団 http://www.touch-sss.net/ http://touch-clinic.jp/

TOUCH1年ありがとうございました.25回TOUCHセミナー受付中です

今年のお飾り

今年も残すところ数時間となりましたが読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか.

本年4月,一般社団法人TOUCHの業務に専念するために大学を離れました.

ここ数年間,「口から食べる」「口で話す」機能,すなわち口腔機能の回復が要介護高齢者(児)の生活参加にもっとも重要ではないか,
さらにこれらこそが歯科医療の目標ではないのかとの思いが強くなってきました.
大学病院という,ある種の急性期病院での診療・医療教育は,研修機関としての役割から重要であることを否定しませんが,
それで終結するものではなく,その後の社会貢献をするためには不十分ではないかと思っています.
そのためには歯科医師会を始め,日常生活現場で医療を担当される方々のお手伝いが必要ではないかと思っています.
このあたりについては,来年1月からの「The Quintessence」に6か月連載しますので,
ご意見,ご感想をいただければ幸甚です.

「歩いてこれない」「コミュニケーションがとれない」方々生活参加を支援することが求められていることから,厚生労働省も医科歯科連携を強く求めるようになってきているのでしょう.
今年は,一般社団法人TOUCHは,川西歯科医師会,大分県大鶴歯科医師会,守口市歯科医師会,熊本市広域医療法人ハロー歯科,仙台イノマタデンタルクリニック,大阪府歯科医師会での医療連携のお手伝いをしました.提供するプログラムは,一社TOUCHのセミナーシリーズを基礎にした発展版です.
このプログラムの一部は,今年度の「おおさか地域創造ファンド」の助成対象事業にも採択されました.
来年も「黒子」となって地域での医療連携のお手伝いをしたいと思っております.

今年1年は独立したこともあり,ブログの読者の方々には,ほとんど情報の提供ができず,申し訳ありませんでした.
来年は,大学を離れた自由人として,もう少しお役に立てる(時々下らぬお話)を提供していきたいと思っています.

来年もよろしくお願い申し上げます.

TOUCHセミナーも25回となり,VPFセミナーを受付中です.来年度は新たに認定制度を作っていきます.